問題
『かつて、芝浦がロケ地に使われていた伝説の刑事ドラマがあります、その作品名は?』
@太陽にほえろ!
A西部警察
Bあぶない刑事
それでは、正解を発表します。
パンパカパーーーーーン!!
正解はAの『西部警察』です。
学生の方や20代前半の方でもこのドラマのタイトルくらいは
聞いたことがあるのではないでしょうか?
今から約30年前に石原プロモーションが制作し、1979年〜1984までの5年間、
テレビ朝日系列で放送されたTVドラマです。
ドラマの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどが評判を呼び、
T、U、Vとシリーズ化され、シリーズで全236話、平均視聴率は18%前後でした。
警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした『大門軍団』の
刑事たちと、それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を
描いた内容となっています。
カーアクションの他にも印象的なシーンの一つとして、まるで特殊部隊のように
大門刑事がヘリに乗って、凶悪犯をライフルで狙撃するシーンが印象的でした。
ドラマの舞台は東京都城西地区という設定です。
これは渋谷区・港区・新宿区・目黒区一帯をまとめたエリアのようです。
この頃の芝浦は現在とは違って、都心の割りには人(通行人など)が少なく、
近場での撮影に便利ということでロケ地によく利用されたようです。
特に旧海岸通りの芝浦1丁目交差点から竹芝橋を渡り、芝浦2丁目交差点までの区間では
オープニングに見られるパトカーが看板を破り芝浦運河を飛び越え、対岸に着地するという
カースタントシーンをはじめ、劇中のカーチェイスのシーン、狙撃シーンなどの
撮影に利用されました。芝浦ふ頭でも銃撃戦や爆破シーンの撮影に使われました。
ちなみにこの西部警察の主なデータを下記に挙げてみました。
現在の刑事ドラマでは考えられないデータが見られます。
いかにこのドラマが過激だったということがわかりますね。
【1979年〜1984年までの放送の約5年間での主なデータ】
出演俳優・・・・・・・・・・・・・・・・・12,000人
ロケ地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,500箇所
封鎖した道路・・・・・・・・・・・・・40,500箇所
飛ばしたヘリコプター・・・・・600機
壊した車両の台数・・・・・・・・・約4,680台(1話平均20台)
壊した家屋や建物・・・・・・・・・320軒
使用された火薬の量・・・・・・・4.8t
使用されたガソリンの量・・・12,000リットル
※爆破シーンをより効果的に見せるための火炎を発生させるため
次回のギュットご当地クイズの解答公開日は3月25日(金)予定です。
お楽しみに。